英国車よ何処へ行く

KICX0041.JPG最近自分の心の中から英国車が徐々に遠のいています。それもそのはず、最新の英国車に個人的に興味を抱けないからです。新しいモデルの英国車で、カッチョいいと思わせた最後のモデルは・・・ジャガーXK(X100)までさかのぼります。故ジェフ・ローソンのデザインによる美しいジャガー。昔のジャガーの雰囲気を上手く残したデザインで、個人的には傑作だと思っています。少なくともイアン・カラムによる現行XKより遙かにエレガント。このXK、隅から隅まで英国風味に溢れています。革のシートにウッドパネル、細いステアリングに頼りない足回りやブレーキ。今やこういう「乗り味」を大切にした車は殆ど存在しません。シトロエンともルノーとも違うジャガーにしかないタッチがそこにあるのです。まさに「繊細」という言葉がぴったり。シトロエンの乗り心地は素晴らしいのですが、ジャガーのような繊細なタッチでは無いんです。全ての所作が繊細な感触を伴うのがミソで、スルメのようにジワジワとその良さが湧き出してきます。よく見るとこの車の顔つきはかなり変わっています。目つきといいグリルの形状といい。eccentricでunderstatements、風変わりで控えめなのが英国車の魅力。ところが最近のはどれもこれもギラギラした車ばかり。どんどんセンス悪くなってる。もっと控えめな車は出てこないかな・・・。

 

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