しつらえ講座 節句の手仕事-雛祭-

oshi1.JPG先日久しぶりに近所のMAEJAYAさんで催されるしつらえ講座へ参加してきました。今回は「節句の手仕事-雛祭-」を学びました。これまでこのしつらえ講座に何度か参加させて貰っていますが、なんてったってこどもを付帯せぬまま単身での参加は初めてで、ものすごく集中できたおかげで今回これまでで1番学んだ気持ちになれました。今回は、雛祭り=上巳の節句をそもそもの始まりからきっちり学び理解した上で、押し寿司をみんなで作りました。私(嫁)の出身地、関西地方では雛祭りといえばちらし寿司(ばら寿司)といった理解で、ひょっとしたら私だけかもしれませんが、押し寿司は正直あまりなじみの無い食べ物でした。もちろん、押し寿司は写真のような器具を使うと一気に何食も作られるということすら知りません。初めて見ました。古いおうちには必ずといって良いほどあるものだそうです。

oshi2.JPG押し寿司でもちらし寿司でも具になるものはだいたい同じです。この辺りでも微妙に具材が違い、常滑のこの辺りではエビそぼろは主流だったりするところがもう少し南に行くと穴子だったり、そぼろ状の玉子が、あるところででは金糸玉子だったり薄焼き玉子だったり。もちろん地域性だけでなく各家庭で受け継がれる味があることもおもしろい所です。具を斜めに並べるのは切り分けた時に均等とはいかなくてもできるだけまんべんなく配分されるようになるというもの楽しい。そもそもの雛祭りの起源は流し雛からで、その際の会場の水辺、川や海などでの雛祭りを祝う為のちょっとしたアウトドア精神から発展した食べ物なのだそうです。ポータブルに持ち運べるお重などの発展もここから来ていると言われています。ああ面白い。今回作った押し寿司はみんなで試食した後、持ち帰り、家族へ忘れないうちにここで得た知識を披露しながらみんなで一緒に食べました。おかげで、ただ何となくのおひな様が正しく受け継いでいける気がしました。

 

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