ある日の音楽鑑賞

music2001.jpg昼でお仕事を上がり、自宅に帰ると誰もいません。誰もいない昼間にひとりぼっちでいる事がほとんどありませんでした。外は無風。静かな部屋。コレは音楽しかありません。実は建物内部の雑音というか機械音がどの程度出ているか以前から気になっていました。特に空気清浄機や冷蔵庫など、ファンやコンプレッサーを搭載した機械が二十四時間動いています。とりあえず空気清浄機や加湿器を全て停止。更に換気扇も全て停止。するとどうでしょう、凄い静粛感。ついでにどの機械がどの程度音を出しているかもチェック。最近買ったブルーエアは素晴らしい静粛性ですが、無音の部屋ですと微かにウォ〜ンという囁きが聞こえます。意外とうるさかったのが加湿器。これは来年新しいものに入れ替えるため不問としました。そして騒音チェックで一番問題だったのは冷蔵庫。ブ〜ンポコポコポコ。こんな音が響き渡ります。

music2002.jpg機械的な雑音の無い部屋でお気に入りのCDを聴くと最高の気分です。録音された細かな音も全て伝わって来るため楽器が増えたような感じ。そして音の拡がりも素晴らしい。冬は比較的厚着でいるので音響効果も良い傾向にあります。音のチェックは以前にもご紹介したLINNが手がけたSACD。ベートーベンのテンペスト第三楽章とスコティッシュアンサンブルは何度も聴き直してしまいます。

music2003.jpg一人で音楽を聴いていられる時間が幸せ過ぎてアレコレCDを引っ張り出してしまいます。トラベリングウィルベリーズは最強の覆面バンド。覆面とは言うものの曲の開始と同時に次々バレる。オレがオレがなメンバーでは覆面なんか意味は無い。素晴らしい1枚です。ちなみにこのCDを教えてくれたのはかのゴードン・マーレー。天才エンジニアにもめちゃ受け。そしてもう一枚。トルヴェールカルテットwith本多俊之は旧東芝EMIの第三スタジオで収録された1枚。私の手元にあるCDの中ではトップクラスの録音がなされています。音響設計は旧日東紡。細かな音や微妙なニュアンスが納められていて、オーディオの実力によって差が出るCD。CDは圧縮されたデータです。音楽好きの中には未だにCDよりレコードという人もいます。しかし、CDだろうとレコードだろうと、録音を担当した人の個性や録音環境の差は確実に出てきます。
music2004.jpgCDを聴いているとレコードを聴きたくなる。そんな事で久々にレコードを出して聴いてみました。SADEの名曲はCD版と全く違います。ぬめ〜っとした音はレコードならでは。レコードの問題はバラツキが大きいこと。クラシックカーみたいなもんです。雰囲気を楽しむならレコード良いと思います。何十年も前のレコードを持っている人は大切にすべし。特にあのレコードのプチパチ音が薪ストーブのパチパチ音とシンクロすると何とも言えない雰囲気になります。私も古いクルマが大好きですが、性能で古いクルマを語っても全く説得力がありません。あくまで雰囲気なんです。ああ、素晴らしい音楽体験は2時間で終了。今はもう子供の声で満ちあふれています。それはそれで幸せな事です。

 

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