雨の開眼供養

kaigen20021.jpg久々に雨の中でお墓のお引き渡しをしました。雨のお墓はそれはそれでいいものです。石の表情は季節や天候によってコロコロ変わります。和泉石材店では石の「風合い」なんて言葉を使いますが、ここを理解する事は容易ではありません。多くの石材は圧縮強度や吸水率といった一部の性能が数値として評価されています。ところが風合いは数値では表現出来ません。そうなると強度が高くて吸水率の低い石は売りやすい石になります。数値で提示出来る事が無知識の人には何より分かりやすい価値となるからです。その数値は石のほんの一部を評価したに過ぎません。どんなビジネスでもこういうジレンマが伴うのでしょうが、本質が分かる人と分からない人が必ずいます。数値化されない価値を伝える事は相当に骨の折れる作業になります。理念だけが伝播するという言葉は建築家ミース・ファン・デル・ローエのものですが、ブログやSNSで何を伝播させるかです。石の風合いを伝えるには写真や映像では無いというのが職人さんとの会話で得た見解。でも写真や映像しか今の所選択肢が無い。明日は岡崎市へ小叩き仕上のチェックに向かいます。小叩き仕上は曇りの日が好ましいですが、あいにく快晴っぽい。風合いを伝える試行錯誤をやってみます。


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