ベルランゴのその後2

berlingo205.jpg4,乗り心地はどうか
正直フランス車にとって一番大事な点はここかも知れません。コレが悪いと乗る意味が無い。幸い助手席試乗という評価が出来たのは良かったと思います。結果はカングーと大差無し。もちろん10年の設計年度の違いを感じる点もありますが、そもそもカングーのサスペンションセッティングが神がかっているので、超えるのは難しいと想像していました。ベルランゴ大健闘。実は写真のタイヤが要注意です。現在ジャーナリストが乗って記事になっている試乗記はミシュランのエナジーセイバーを履いたモデルです。ところが今ディーラーで試乗出来るのはプライマシー4を履いたモデル。これ、全然違う性格のタイヤでして、快適性はプライマシー4の方が良いと思います。差が歴然としているので、輸入当初(ファーストエディション)に対する評価はここを加味しないと駄目だと思います。ちなみにカングーとの差を一番感じたのはボディの剛性感。ベルランゴは固い箱に乗ってる印象がもの凄く強く、衝突安全などカングーとは違う次元にあると思いました。そして前席シートはカングーの方が良いです。何故かシトロエンのシートは小ぶりでして、そこら辺は色々と思うところがあるので納車後詳細報告致します。

berlingo204.jpg5,使い勝手やら
使い勝手は単に私たちの外仕事に対して、ハッチバックである時点で有利に働きます。11年前のブログではカングーのハッチバック仕様を入れて欲しいと願っています。カングーはダブルバックと呼ばれる観音開きのバックドアを輸入していますが、実際本国ではハッチバック需要の方が多いのです。仕事クルマとして考えるとハッチバックの方が需要が多いのは当然だと思うのですが、お洒落に見えるのか日本の道路事情を考慮してなのかカングーはダブルバック1本での対応になりました。大してベルランゴはハッチバック1本で勝負。私たちにとっては素晴らしい選択。雨降りの現場でどれだけ雨に泣かされた事か。そして後席が3座独立で折り畳めるとか、バックカメラやパーキングセンサーが充実しているのは素直に良いと思います。むしろ仕事でこそ狭い所に無理して入らないといけないし、知らない場所へ行くので有り難い。正直使い勝手は劇的に上がると思います。


berlingo206.jpg6,総合的にみて
走行距離の少ないカングーユーザーは乗り換える必要は無いと思います。ですが今カングーを乗り換え検討中の方にとっては有力な選択肢になる事間違い無し。私たちが乗って感じた事は色々あるのですが、実は一番の差はそこに出てこない安全性かも知れません。デカングーは初期モデルはESPすら無い状態で輸入されていました。モデル末期でもその姿勢は変わらず、ESPはさすがに装備されましたが、それ以外の安全性はほぼ進化せず。ベルランゴはそこら辺で大幅に差を付けて来ました。そして国産ミニバン等との比較ですが、ディーゼルエンジンを積んだこの手のモデルが無いのです。強いて挙げるとハイエースや一部SUVがディーゼルを搭載していますが、性格が違いすぎて比較にもなりません。スライドドアが電動で無い点は私たちは逆にメリットになります。日本のミニバンに比べて後席の敷居が高い点はカングーも同じですが、ここを譲らないのは走行性能を加味しての事かと思います。理想を言えばベルランゴのグレードに、サンルーフと後席エアコンだけを省いたモデルがあればと思うのです。実際にはFEELというグレードを用意したのでしょうが、必要な装備まで省いてしまっています。インポーターさん、勿体ない!!!
そんな事で今月末辺りに納車予定ですので、更なる詳細はその後に。

 

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