縦列駐車の苦手な方に朗報？です。このほど「縦列駐車の完璧な公式」という革命的な公式が英国の数学教授によって発表されました。数式によって最も小さな駐車スペースを導き出せるという事で、実に有意義？な公式だとは思いますが、教授自身は未だ試していないようです。縦列駐車といえばフランスが有名です。写真のようにバンパーをガチガチにぶつけ、ねじ込むように駐車します。写真ですと前方のランチアが後方のプジョーを押し出しながら駐車したように見えます。この国では「バンパー」が本来の役目を忠実に果たしています。飾りのようなバンパーではなく、ぶつける為の道具である訳です。こういう駐車方法になったのは、普通の駐車スペースではパリに駐車場を確保出来ないからです。車間距離をゼロに近づければ、その分より多く駐車できるというシンプルな考え方。日本で真似すると「当て逃げ」という事になっちゃいます。

こちらは英国の路駐風景。パリとは違ってゴシゴシ当ててまで路駐はしていません。車もメチャクチャ綺麗。左側通行の右ハンドルという所も日本と同じで、自動車に対する価値観は大変似通った所があります。写真の駐車風景を見る限り、例の教授の公式とは裏腹に、そこまでストイックに駐車スペースを切り詰めてる感じはしません。自国のためというよりお隣のフランスのための公式なんでしょうか？そうそう、公式が適応されるのはFF(前輪駆動)の車だけですので、FR(後輪駆動)の車ですと激突する可能性があります。ご注意下さい。