和泉石材店

BLOG 「一言石句」

ヘリテッジ・モーター・センター

DATE 2009.12.30

heritege1.JPG先日のレンタカーのブログですが、オックスフォードからコッツウォルズまでと言いましたが、実はココヘ行くためだったんです。ゲイドンにある「HERITAGE MOTOR CENTRE」です。英国の妙ちくりんな車を寄せ集めた英国自動車の殿堂。当然マイナー過ぎるのでツアーなんかは無く、自力で行くしかありません。結果としてレンタカーを借りるしか無かったという事です。ゲイドンと聞いてある自動車メーカーが思い浮かんだ方は是非ともここヘ行くべきです。私にとって聖地とも言うべき場所で、まさに身を清め、心を清めて入場したんです。

heritege4.JPG館内はこんな感じです。まさに車の宝石箱!!!と興奮している私の横でヨメはあくびしてます。ちなみに私の中ではココに匹敵するのはかろうじてルーブル美術館くらいと思っております。それくらいの興奮ぶり。ずらっと眺めると、チラホラ新しい車も混じっています。先に話したゲイドンを本拠地としているメーカーとは、アストンマーチン、ランドローバーの両社で、それもこの建物に隣接しているんです。何故かランドローバーは展示車両が多く、アストンは2台だけ。それも新しいヴァンテージとヴァンキッシュです。あまりに見るべき車両が多くて焦点が定まりません。あっちを見ればモーリスが!、こっちを見ればMGが!もはや駄菓子屋のチビッコ状態。

heritege2.JPG我々が訪問した日ですが、誰一人として日本人に遇いませんでした。それどころか、社会見学のチビッコや、初老の夫婦ばかり。この写真が強烈で、ラック&ピニオンというハンドルを回すとタイヤが曲がる原理を理解してもらう仕掛けなんです。社会見学のチビッコがハンドルをグルグル回している景色を見て、我が国というか我が家に欲しいとすら思いました。他にもトランスミッションの原理を解説したり、エンジンのカットモデルがガチャガチャ動くように出来ていたり(何故かご丁寧にオイルも漏れてる)。車の原理を理解する為の展示が充実しているのには感心しました。自動車が文化としてここまで根付いているとはびっくり。次回のブログでは年末大放出!秘蔵英国奇天烈自動車写真を特別に公開致します。私も初めて見た車ばかり。ご期待下さい。