旧い街並み
DATE 2018.08.16
木祖村へ行って旧い街並みを眺めていると、これを残したいと無責任にも思ってしまいます。何故そう思うかと言いますと、この建物を今建てるとなるととんでも無いコストになってしまいます。更に、こういう建物を建てていた日本の文化がどんどん無くなってしまっていて、もはやこういう街並みの維持は風前の灯火。しかし、これらの建物も当時は新築。建てる時の時代を反映した建物です。ですから何でもかんでも旧いものが良いという話でもありません。結局のところ、建物を建てるならそれ相応の覚悟を持って建てて欲しいと思うのです。
あちこちに小洒落たディテールが見られます。それも控え目。エキセントリック(風変わり)でアンダーステイトメント(控え目)なのがミソ。そういうモノは長く愛着が持てると私は思っています。自分がデザインする時も常にそれを意識しています。ちなみに派手なデザインより遙かに難易度が高いのは言うまでもありません。ゴテゴテしたデザインは頭の中の混沌さのあらわれ。お盆明けの休暇で脳内をクリーンにして、次の新しいデザインを手がけたいと思います。