世界一のサル
DATE 2009.08.03
ROSENDAHLから売られている世界一有名なサルです。2年ほど前にロゴバさんから購入したものです。昨日床に片腕が転がっていたんです。片腕を失ったサルは・・・もう片方も自動的に外れる仕組みで写真のような状態。胴体の中を貫通するゴムで両腕を引っ張りあっている構造でした。近日中に東急ハンズへ出向き、部品調達を行う次第です。このサルは1951年にカイ・ボイスンによってデザインされました。木製の動物シリーズがサル意外にもあり、どれも風合いのある優れたデザインとして未だに世界中で愛されています。北欧家具もそうですが、50年近く経過したデザインですと、時代ごとに異なるディテールで販売されたものがあります。このサルも例外でなく、何やら雰囲気の違うサルに遭遇する事があるんです。使われている素材や塗装方法によるバラツキが他に無いサルとなって世界中で愛されているのでしょう。均質な工業製品には無い暖かみがある素晴らしいプロダクトだと思います。
- CAT:デザイン