和泉石材店

BLOG 「一言石句」

すまいる愛知住宅賞

DATE 2021.10.31

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先日我が家が「すまいる愛知住宅賞」を受賞しました。設計者の浅井さんは時間を掛けて地域の気候風土や町並みを調べ、そこに溶け込める住宅を目指しました。建物のコンセプトである「溶ける建築」とは、周囲の空き家が日々溶けていく状態を意味しています。昔の建物は土に還る素材で出来ており、持続可能な建築として考えるともの凄く良く出来た建築方法で、今の時代にぴったりだと思います。そんな溶けている周囲の街並みを、前向きに解釈したのが「溶ける建築」です。見た目が奇抜な方が何かと映える?のですが、設計者の浅井さんとはお洒落に暮らす事など全く話をしていません。私たちの生き方やこれからの町の行く末、そして来るべき災害に対する考え方を形にしただけな。見た目にも昔からこの地にあったかのような町並みに溶ける建築になったと思います。実はこれ以外にも受賞したものがありまして、そこら辺は後日ご報告致します。