和泉石材店

BLOG 「一言石句」

多治見市モザイクタイルミュージアム

DATE 2021.11.15

moz1.jpg今までなぜか行く機会が無かった多治見市モザイクタイルミュージアムに行ってきました。設計は藤森照信さん。秋野不矩美術館には行った事がありますが、個性豊かな建築は実物を見てこそと言えます。特に土壁などを多用していますので、その素材感は写真には伝え切れない事が沢山あります。私たちが住んでいる常滑市も焼き物の町です。東海地方で言うと萬古焼の四日市や瀬戸、多治見などは全て焼き物が有名。歴史を遡ると、650万年ほど前に東海湖という湖があったそうで、その面積は琵琶湖の6倍くらいあったそうです。その湖があった事が焼き物に適した土を生んだそうです。

moz2.jpg藤森建築の良さは子供が一番よく分かっているかもしれません。子供の視線から見える景色が面白いのです。モザイクタイルのサイズもまた子供が楽しめる一因にあると思います。そして印象的な外観は中に行きたくてしょうがなくなる。早く行きたい衝動にかられる不思議な建物。ちなみに写真の空間は半屋外です。雨が降り込むので床に排水用の側溝があります。外だか内だか分からない空間も面白い。特にお子さんと共に行かれると楽しいと思います。
コロナ対策の関係上予約が必要となっています。詳細はwebサイトでご確認ください。
多治見市モザイクタイルミュージアム
https://www.mosaictile-museum.jp