和泉石材店

BLOG 「一言石句」

まさかのダイソン

DATE 2022.01.07

daison221.jpg設計段階から建物内の照度はかなり控えめにしてありました。今の平均的な建物照度はちょっと高すぎで、正直もっと落とした方が良いと思うのです。そして足らない部分はフロアライトで補う。そんな感じで暮らしながら補充する方が良いと思います。今回足したのはちょうど照明の無い場所で、ピアノが置かれている場所。予めフロアライトを置けるように、床に電源が用意してありました。ここまで照明を置くのを待っていたのは、次女のピアノ熱がどうなるか分からなかった事と、照明器具の選択にかなり悩んだからです。

daison222.jpg
照明の条件はこんな感じです。
 1,目立たない事。とにかく静かな照明が良い。
 2,色温度と照度が可変だと良い。ピアノと読書を行ったり来たりするので。
 3,デザインが良い。
 
照明器具なら名作を含めて色々あったのですが、どれも機能的に不合格。
今回は実用性が極めて重要なので、いくら見た目が美しくてもパス。
で、探したのがダイソンの照明器具。予想外の選択となりました。
とにかく自由に動き、照度も色温度も可変。素晴らしい機能性。
高さも指一本ですーっと動かせます。無いんですよそんな照明器具。LEDならでは
な照明器具で、素晴らしい自由度を持っています。照明の動きは建築設計で使っていたドラフターを連想します。ベアリングが泣かせます。

daisonbase.jpg良いことばかりでも無いのがミソで、特に樹脂部分の光沢仕上げは全く受け入れられません。コレ見て諦めた人も多いと思います。何だか欧州車にこの手も光沢樹脂仕上がよく見られるので、あちらの方は好きなのかもしれません。ホコリは見えるし良いこと無しな気がします。後々サンドブラストかけるとか、ちょっと考えないといけないです。そんな事でダイソンの照明器具はお勧めです。とにかくライバル不在。孤高の照明器具。