和泉石材店

BLOG 「一言石句」

RICHART(リシャール)

DATE 2009.07.13

RICHART.jpgチョコレートが大好きです。それこそチロルからPINO、エヴァンからマルコリーニまでチョコレートなら何でも好きで、中毒の粋に達するほどです。あえて今日はチョコレートをショコラと書かせていただきたい。高級チョコといえばロッテの『ロッテの霧の浮き船』としか思い浮かばない頃に、大阪心斎橋大丸で出会った『RICHART(リシャール)』(今はもう大阪にありません。現在銀座の一店のみ)。ショコラブティックです。小さな一粒が400円くらいの世界のこのショコラの、美しさに魅了され、初めて高級ショコラの世界に足を踏み入れました。そこからは耳にするショコラティエのショコラを片っ端から食べましたが、自分の好みに合うのはやはりRICHARTでした。私にとっての最初の味なので、基準になっていたのかもしれません。大阪で買えなくなってからは常にギンザでお取り寄せです。あまりに好きすぎて本場のPARISでも探し当てて行ったほどです。

RICHART2.jpgRICHARTはフランスのショコラティエ『ミシェル・リシャール』のお店で、昨今よく見られる美しいプリントを施すというショコラの先駆者です。写真は『テイスターの卵』というシリーズ。世界中の子供たちの絵がプリントされています。美しいショコラといえどギラギラして派手なモノではありません。ショコラそのもの、ショコラを包むパッケージの箱やブティックの内装まで、実にシンプルで調和のとれた美しさがあります。よくありがちな、ミルキーでこっくりしたショコラとは違って、カカオの本来の味がガツンとしているのが特徴的です。しっかりとしたハードなイメージのショコラの中に繊細な味のプラリネが入っていて、全て味が違います。

RICHART3.jpgRICHARTで特にどこにもないのが『ウルトラマンス』シリーズです。カカオの産地と品種、含有率別に作られた数枚の小さな板チョコで、相当貴重な種もあり、ショコラそのものの味がかなり楽しめます。ただ、高い!ほんとうに高い!自分自身へのご褒美といっても本当に躊躇する値段です。こういうものこそ貰って嬉しいのでいつも贈り物に重宝しておりマシタ。マシタ(過去形)???そうなんです・・・。日本で唯一のRICHARTギンザが、この夏8月15日に閉店してしまうのです。今月初めから8月15日まで閉店セールでかなりお値打ちになっています。RICHARTギンザへ行けない方は通販も可能です。
リシャール ギンザ
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