初物のカツオを食べました。祖父母が眠る伊勢志摩からの贈り物です。祖父はいつも鰹の刺身をつくってくれました。我が家の供養は食べる事。カツオをこの時期食べると祖父母を思い出し、家族で思い出話しをするのです。記憶を呼び起こすのが季節の味。カツオは祖父母の味なんです。
こちらは伊勢志摩の名物「手こね寿司」。不思議な事に祖母が作る手こね寿司は異常に旨かった。もはや誰も適いません。記憶の中のNo,1は未来永劫上書きされる事はないでしょう。ちなみにてこね寿司はシンプルが一番。具材を絞り、カツオの鮮度を最大限に引き出す料理だと思います。