和泉石材店

BLOG 「一言石句」

クリスマスといえば鶏

DATE 2023.01.02

torikho.jpg夫が所属している国際奉仕団体のクリスマス家族例会が毎年の恒例ではなくなって3年。一応毎年この会の日にちは決まっているので、去年からこの日には名古屋駅のホテルを予約しています。少しコロナの縛りが緩くなった今年こそは開催される予定がギリギリでキャンセルになり、子供たちのがっかり度少しでもなくすべくホテルだけは泊まることにしました。いなかっぺのこどもたちには刺激的な夜です。ここで困ったのが夜ご飯。時はクリスマスイブです。しかも直前のクリスマス会キャンセルなので、駅周辺のレストランはほとんど予約はいっぱい。困ったなあ〜と探している最中、次女に「クリスマスといえば何食べたい?」と聞くと「チキン!」と言ったので、なるほどなるほど!と店選び神の夫が探してきたのが「鳥考」さん。柳橋の近くにある大正時代から続く老舗の鶏の水炊きの老舗です。変に新しく手の入っていない古い建物で、ここまでそのままであるなら是非ともこうあってほしいと思う理想が詰まったお店です。

torikoh.jpg水炊きの調理法も食べ方も超絶シンプル。変に味付けされていない透明のお出汁に「朝は丸裸の鶏が店先にずらっとつるされているんですよ」と朝捌かれたばかりの新鮮な鶏のお肉を、ただたまり醤油+大根おろしのシンプルなつけだれでいただきます。もうめちゃくちゃおいしい。鶏そのものがすごいおいしいから行き着く水炊きです。子供たちも目の前で調理される「自分でできるんじゃないか」と錯覚するような、シンプルな調理方法に釘付けです。最後は子供たちの大好物の御雑炊と、名物親子丼を半々にしてもらってシメます。なんてすばらしいクリスマス!これ以上無い我が家らしいクリスマスが過ごせました。