たません(ヨメ視点)
DATE 2010.07.01
とある日のスーパーで何やら夫が申し訳なさそうにカゴに入れてきました。えびせんです。ヒトの顔よりひとまわりくらい大きいくらいのサイズの例のアレ。よく駄菓子さんで売ってた肌色のおせんべいです。「相当食べたいのだろう」とそっとしておくと、今度はホームセンターでハケを物色しています。「工作用」と書かれています。「何塗るのん?」と尋ねてもニヤニヤして答えません。家に帰って夫がはりきって作り出したのは「たません」!かねてから噂に聞いていたそれです。まずえびせんにハケでソースを薄く塗って、その上に薄く焼いた玉子を乗せます。そしてまたうすくソースを塗ってカツオ粉、干しエビ、マヨ、青のりで完成!チープ&ジャンクの象徴ですがこれまた美味い!!変わり者の夫はすぐに何でもオリジナルにしたがるので、早速その工作用のハケで塗るソースに色々混ぜてハイブリッドソースにしてました。早速私は「もう一枚!」とおねだりしました。このたません、調べると名古屋のソウルフードなのだそうです。駄菓子屋やお好み焼き屋で60円(当時)くらいで売っていたらしい。栄養もあるし腹持ちするし、こんな駄菓子文化で育った夫が羨ましく思いました。一枚でかなりの満足感が得られます。しかし購入したえびせんは、この時期たちまち湿気にやられます。しかも15枚くらい入っているので、1日にだいたい2枚消化するとして、、、ここしばらく「たませんナイト」は続きそうです。
- CAT:食べる