和泉石材店

BLOG 「一言石句」

柳橋市場にて番外編

DATE 2011.01.04

uobunkushi.JPG嫁です。年末は2度柳橋に行くのです。1回目はおせち用のサワラの調達、2度目は正月用の魚いろいろです。わが家の年末年始は、妹弟たちが帰ってきたりで大勢集まるとやはりご馳走ですので、良い物を調達するには手っ取り早くココという訳です。ここ数年恒例化してきて、いつも決まったお店でお魚を調達します。お義母さんが海辺の出でかなりの魚の目利きなので、こういう場でのモノの良い悪いを教えて貰えるのでありがたい。そして魚屋さんの方も相手がこうだと売り甲斐があるということを魚屋さんに教えて貰いました。リーマンショックからお客さんが変わったそうで、こういう市場で安いモノを求めに来る方が多く、客足は有るけど買っていかないとのこと。こういう市場では「良いモノが手に入れる」が鉄則です。値段よりもそこを忘れてはいけません。いつも行く魚屋さんは、ココで軒を連ねる魚屋さんの中でもお客さんにコーヒーを出してくれたりと新しいサービスをされています。今回なんて、おかみさんが「ちょっと待って」といのでしばらく待っていたら、湯気もくもくの熱い串カツを調達してくれました。「こういう所で食べるのがまた美味しいでねーここで食べてきー」と言って2本もいただいちゃいました。ありがとう!

tamago.JPGその帰り道、卵焼きをパクリ!の絵。こういうのが楽しみなんですよ。スーパーでは出来ない醍醐味。ココまでくるとある種のお祭りでもあります。同じモノを売っていても各店々の特色が出ていて楽しいです。乾物屋さんでは干し椎茸の善し悪しの見分け方とか、ちょいと尋ねるとコレが仕事とばかりに教えてくれるのが市場ですね。しかしながら全員がそんなサービス精神旺盛であるわけでもなく、あきらかにひどい野菜を置くお店もあります。食材においてはほんとに普段の目の使いようですね。普段からきちんとモノを見ることでこういう場で、良いモノは良いと、悪いモノは悪いときちんと判断ができる目が養えると思いました。