和泉石材店

BLOG 「一言石句」

杉村徹さんの木工

DATE 2011.11.09

kuratoko-5.JPG先日訪れたクラトコで、ずっと欲しい欲しいと思っていたモノを手に入れました。木工作家杉村徹さんのものです。杉村徹さんは常滑に去年までお住まいだったので、よく個展に訪れたりして、いつもウットリさせて貰っていました。私たちは木の器に憧れはあっても、実際殆ど持って無くて、扱い方や、使った感触とかよくわかっていなかったので、ほんとうに木の器の使ってみたいと強く思った時に購入しようと決めていたので、いよいよそのときが来ました。作家さんのモノって特に、知り合いだから買ってみるとか、そういう気持ちだととてももったいない気がするのです。今はこんな見てるだけウットリする作品が我が家にある喜びをかみしめています。器の肌の表面は、絶対に機械では出せない風合いを持ってて、この感じを見ると杉村さんだな〜と感じます。良い場所を見つけて置くだけでオブジェにもなりそう。ふわりと浮いたような印象です。デザインや施しひとつでこんなにも四角いかたちが優しくなるなんて。

kuratoko-6.JPG杉村徹さんの作品は、「コレは○○です」と、使う用途を限定しちゃうようなかたちをしていないので、これをどう使おうか、とワクワクします。この角皿は、お皿としても使えるし、この上の湯飲みを置いても倒れないような施しがなされているので、茶托としても使えるのだそうです。裏を見てもキレイ。よく、作家さんの作品などを「もったいないから使わない」という考え方を耳にしますが、私たちは全く反対方向で、使う姿を思い浮かばせないモノは買わないようにしています。耐久性があまり無い繊細な造りのモノは、扱い方に注意して使えば良いだけの話で、日々触て使って初めてモノの良さを肌で実感させてくれるのだから、使わないなんて相当な贅沢だと思うのです。欠けてしまったって使おうと思えます。もちろん、見た目の良さで購入して実際使ってみて、こりゃ使えんと思うモノももちろんありますが、いつも常に使われているモノが殆どで、うちの水屋はお気に入りがどんどん増えていっています。杉村さんのこのお皿もじゃんじゃんこれから使われていくことでしょう。きちんとメンテナンスのことも教えてくださいました。クラトコの日の夜に、早速camibaneの幻フレンチトーストを置いて食べてみました。少しはみ出しそうなビジュアルを笑いながら食べました。