大野祭り2018その3
DATE 2018.05.15
大野祭りの最大の見せ場がこの宵祭り。町が薄暗くなりだした頃、各方面から大野の橋を目指して山車の曳き廻しがスタートします。それを見学する為には先ずはビールを。コレ無しでは祭りは楽しめません。私たちはハートランドビールを入手しております。昼酒に宵酒。祭りの醍醐味満点。
巻藁船は大野祭りに欠かせない景色です。船上埋め尽くす提灯は365個あるそうです。どんな願い事も叶えてくれそうな気がする希望に満ちた船。山車とは違う面白さがあります。
町にある全ての山車が揃ってのワンショット。ここで思ったのはやはりLEDではダメだという事。過去にこのブログでも取り上げましたが、場の雰囲気に全くそぐわないのです。ゆらぎのない均質な光と安全性がLEDの売りなのでしょうが、こういう場においてはデメリットが圧倒的に大きいと思います。ロウソクの柔らかな灯火は、未だLEDで表現出来ないものなのでしょう。写真の山車の1つが何やら光が違うと思うのですが、分かりますでしょうか。提灯が燃えるともの凄い損害だそうですが、間違い無くそれに見合うだけの感動を見物客に与えています。日本の和ロウソクには「かぎろい」という独特の揺らぎがあります。それもこれも和ロウソクの持つ独特の形状(芯に穴が空いている)によるものです。ファラデーは和ロウソクの持つ独特のメカニズムを、観衆に向かって解説したそうですが、それこそ和ロウソクはテクノロジーの塊のようなものです。和ロウソクにしか出来ない固有の明かりを、あっさりと捨ててしまうのはどうなのかなと思います。特に文化財的な価値のある山車にLEDなどはあり得ないと思うのですが・・。大野の祭りが少なくともロウソクの光で満たされること切に願っています。
- CAT:暮らし