長女がお茶屋さんでお茶について学んで来ました。そこで得た知識でもって急須でお茶をふるまってくれました。以前から買っておいた特別な急須です。温度管理が適当でしたが素晴らしい風味。驚愕のお茶をいただきました。

いただいていた美濃忠の羊羹がまた一層お茶を美味しくしてくれました。羊羹を食べると学生時代の建築の授業を思い出します。とらやの羊羹の縦横比を調べろと言う先生。要するに白銀比の事だったのですが、目の前の食べ物の奥底にもデザインが潜んでいる事を学んだのです。食べ物は記憶を呼び起こす。いつかまた美味しいお茶を飲んだとき、この日の事を思い出すのでしょう。