今回はジャズの名盤のご紹介です。トランペットはクリフォード・ブラウン、アレンジはクインシー・ジョーンズ。今や誰もが知るアーティスト達。ところがこのアルバムが作られた時、彼らはまだ無名の新人達。ヘレン・メリルは25才だとかいう話。ジャケットの写真からは年齢が今一解り難いけど・・・。しかしその才能はこのアルバムの完成度が証明してくれています。全ての曲がもの凄いバランスでまとまっていて、若さというより老練な印象すら受けます。2曲目の「You’d Be So Nice to Come Home To」は誰もが知ってるジャズの定番。この曲を最も上手く歌うのがヘレン・メリルです。他の6曲もとにかく完成度が高く、ジャズの名盤として知られています。個人的にはクリフォード・ブラウンが本当に素晴らしいと思いました。音楽に人格みたいなものが表れているのです。聞いたことが無い方は是非とも聴いてみて下さい！