ベルランゴロングに乗り換えるにあたり、一番困ったのがボディーカラー。何せ4色しかありません。白・ガンメタ・紺メタ・シルバー。どれも中途半端な色ばかり。この手のイタフラ車の定番は白。もう白だらけ。白さえラインナップに入れておけばOKという感じなんでしょうか。毎回色を決めるとき、デザイナーがどの色をターゲットにしていたかを考えます。一番デザインが映える色はデザイナーは知っているはず。そして暮らしの中にその色が加わった時、どんな影響があるかということ。赤い車、黄色い車、青い車。それぞれ異なる世界観があります。濃色系の車の良さは景色が映り込む事。特にボンネットが見える車には有効。濃紺のレンジローバーに乗って初めて八ヶ岳へ行った時、えらく感動した記憶があります。そんな想像をしながら色を決めるのです。が、ベルランゴにはそういう楽しみがありませんでした。結局選んだのはイタフラ車の定番。コマーシャルビークルは白を基本とされたデザインが多いので一番合うとは思います。