ニュース 建築 デザイン 岐阜へ DATE 2024.08.06 子どもが所属する児童合唱団のコンサートがあるとのことで、岐阜市まで出かけて参りました。会場は岐阜市民会館。1968年竣工の建物で設計者は坂倉準三です。この対面に伊東豊雄設計のぎふディアコスモスがあります。 時代を感じる素材がこれでもかと押し寄せて来ます。手間も暇も惜しむ現代の建物ではちょっと考えられない仕上げ。半世紀以上経過しているので、色々と不便な点があるのでしょうが、耐震補強を入れたりして何とか使っています。こういう姿勢は本当に素晴らしい。 設計の古さが出ているのがホールの構成。奥行き方向のスペースがもの凄く小さいのです。また、当日の空調は完全に能力不足となっていて、さながらクラシックカーのようでした。それでも残すに値するかと言われれば個人的にはイエスですし、岐阜市の姿勢を応援したいと思います。 CAT:ニュース | 建築 | デザイン TAG:RECOMMEND 一言石句 TOP prevnext