突如今年設けられたあいち県民の日学校ホリデーはしっかり県外で過ごしました。夏から行ってなかった山小屋まで夜移動します。山小屋を拠点にすると西への旅の範囲が広がるので、今回の旅の目的地はなんと津山です。津山？どこ？となる人も多いと思います。私たちも全くのそれで、中国道を走行中に分岐で出てくる西方面への表記に「広島」でもなくいきなり「津山」という地名に毎回「だからどこやねん！」となる状況に終止符を打つための旅です。さて津山。夫が調べ、行くに値すべき地方都市とのこと。しかもご近所Mエダさんの奥さんのご出身が岡山県で、激しくおすすめされていた場所があるので、とりあえず向かいます。向かった先は「つやま自然のふしぎ館」！

1963年にに世界各地の動物から作った実物のはく製や昆虫標本などがおびただしい数で展示されている自然史博物館です。地元の森本慶三さんという方が個人の財産で開設された博物館で、立ち上げに関わった学者達がどうしても見せたいものを厳選厳選してもこの数！立ち上げ当初からの手書きと思しきキャプションの看板から全て見応えありすぎです。

ホッキョクグマと南極のミナミゾウアザラシ(しかも生きているモノはこんなに直立不可能）が対面していたり、創設者の実際の臓器がホルマリン漬けで展示されていたり、かなりの衝撃満載な博物館でした。今年60周年で開設当時のまま、古い施設ですが、すこし不気味さを孕む分、清掃がきちんと行き届いていて大切にされているのがよくわかりました。また行きたい！ですが次女にはすこし刺激が強すぎたようでした。