車内で夜明けを見て1度トイレ休憩を入れて走ること3時間AM9:46、田辺市到着です。何故に田辺市。各都道府県の地方都市は見ておきたいのです。時間的にタイミング良しなのが、和歌山市より田辺市だったということと、そこにはマストバイな鈴屋のデラックスケーキとたな梅のなんば焼(かまぼこ)があるからです。和歌山情報は前述した通り、ガイド本やYouTubeの旅番組に至るまで観て調べ尽くした中で、これは食べてみたいという2品。旅の序章なので常温保存がきくという点も理由のひとつ。特にデラックスケーキに於いては特筆すべき逸品なので後日。

ついに上陸した和歌山は、思った通りの我々好みの雰囲気、それは奈良の持つ雰囲気に似た観光客に媚びないソレがそこにはあり嬉しくなっちゃう訳です。田辺市街も他の地方都市に負けず劣らないシャッター街っぷりでしたが堂々としています。それも含めて地方都市愛好家としては愛でるべき田辺市と認定いたしました。和歌山に入った途端、私たちはすごい洗脳に逢っています。「おみやげに那智黒」看板。至る所に設置されていて、口が那智黒飴の味を思い出そうとして、まんまとものすごく那智黒が食べたくなりました。後日和歌山出身の知り合いには「和歌山にはそれしかないねん、許したって」と言われましたが、すごいパワーでした那智黒看板。