ニュース デザイン 暮らし その他 大学祭 DATE 2024.06.20 名古屋大学の大学祭へ行って来ました。写真の豊田講堂は先日他界された建築家槇文彦さんの作品。名古屋大学の中心となる建築。1960年の建物ですから既に60年以上が経過。同じく槇さん設計による鞍ヶ池記念館は1974年。鞍ヶ池記念館は耐震のための大改修工事中。取り壊すことなく残して欲しい建物です。 2006年から行われた大改修でアトリウムなどが増築されていますが、元設計の良さは失われておりません。大切に使われていることがよく分かります。透明で軽快な建物が多い今、こういうコンクリートの重量感や力強さを見せてくれる建築は貴重です。 豊田講堂の前にあるベンチ。秀逸なデザインで、座面裏側には水切りも設けられています。長い歳月を経てコンクリートの骨材が表面に出てきていますが、それがまたいい風合いになっています。終始丁寧なディテールが見られるのは建築家の力量かと思います。 姉妹は大学でDNAキーホルダーやらを入手。大学が何かなんて全く分からないと思いますが、これから受験戦争に突入すると「偏差値」の現実を知ることに。それまでもう少しの間は自由に楽しんでください。 CAT:ニュース | デザイン | 暮らし | その他 TAG:RECOMMEND 一言石句 TOP prevnext