和泉石材店

BLOG 「一言石句」

風呂グッズ

DATE 2010.09.23

fulo.JPG毎日必ず手にとって使うモノは、兎角愛着を持てるモノをと慎重に選んでいるつもりです。このような内容のアレコレは何度がこちらにも記したのでもう重々におわかりとは存じますけれど、ちょっとした発見があったので少しまた。愛着が持てるモノか否かという判断は、ある程度の法則を持って決めていますが、もちろん見た目より何より手触り肌触りは肝心です。判断の第一歩として極力安直な「樹脂製品」は選択しないということ。壊れにくい、軽い、安価、長持ちするとか、たくさんの利点がありますが、風合いという面から見ると完全論外なのです。水場などのグッズは特に悩みます。水場だと圧倒的に樹脂を選択肢がちですが、水場というデイリーな場所でこそこだわりたい所です。住居を移した際に使い始めた風呂桶と風呂椅子と石鹸置きを、カビ覚悟ですべて木製を選びました。カポーンという音が風呂の外にいる人間にも心地良いですよね。良い香りもします。今回は実験的に全て違う材種で揃えてみました。この中で一番カビが付きやすいのは動きの少ない石けん置き、その次が椅子で、桶は常に動かすので一番カビにくいとふんで、椅子は檜、桶は高野槙、石けん置きはヒバにしてみました。すると、一番始めに汚れてきたのが檜の椅子で、二番目に汚れたのが高野槙の桶、ヒバの石けん置きはほとんど置いたままなのにちっとも汚れていませんでした。ダントツに水回りはヒバに軍配があがりました。ビバ!ヒバ!!熱いぞヒバ!ヒバは防虫・抗菌の効果もあるし我が家ではまな板にも採用しています。次回風呂桶を買い換える時はヒバか、と思いますが重さが気になるところです。