和泉石材店

BLOG 「一言石句」

知北平和公園で基礎工事

DATE 2011.02.06

chihoku-0201.JPG先日知北平和公園で基礎工事を行いました。基礎工事担当は健康の森西霊苑の工事でもお世話になった東府建設さん。先ずは墓地周辺をきちんと養生します。それから地盤面から200mm程度掘削します。すると色々と表面上では見えない事が解ってきます。この墓地の隣地との区画ブロックがやや動いていたのですが、理由はこちらの写真にある通り、ブロックの下に基礎がないのです。周囲の石碑も微妙に傾いていたので、原因の1つはこういう所にあるのでしょう。ただ、ある程度きっちりした基礎工事さえされていれば、こういう問題は起こらないと思います。

chihoku-0202.JPGこの墓地では他にも1箇所水道(みずみち)がありました。古い墓地の工事では最も気をつけないといけないのがこの水道。ぽっかり穴が空いてる所がそれで、ここから徐々に周辺の砂が流れ出し、地盤が下がってきます。他にも樹木の根が腐って陥没したり、地中には罠が沢山仕掛けられています。

chihoku-0203.JPG床堀りが終わると砕石を投入し、丁寧に転圧をかけます。この時点でレベルの確認もしておきます。砕石を敷くことで水はけの良いしっかりとした地盤が出来上がります。私たちは原則全ての現場で残土の埋め戻しはしていません。面倒ですが必ず土を入れ替えます。ちょっとした事ですが、こういう事が後々差になって出てくるのです。

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次に鉄筋とスリーブ、それにカロート部分の型枠を設置します。今回はFLAT3という石碑を建てますので、スリーブの位置関係をいい加減にすると後で問題になってしまいます。何度も採寸し、確実な位置にスリーブを設置します。今回の鉄筋かぶり厚さは最低でも50mm。実際にはこれにモルタルが20mm〜30mm程度被ってきますので充分なかぶり厚といえます。

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そこへプラントから持ってきた生コンを投入。コンクリートは出来る限りプラントに取りに行きます。安定した質の高い生コンは、プラントでないと難しく、打ち上がった後の強度が全く異なります。モルタルでパッパと仕上げてる基礎を良く見かけますが、オススメ出来ません。基礎のやり過ぎも単位面積当たりの荷重を増やすだけですので、よろしくありません。何事も大切なのはバランスです。気温も程よい感じになって、工事日として文句ない1日でした!