大府市にある大府森岡墓苑に新しいお墓が出来ます。以前より小さなお墓の必要性を感じていましたが、それが現実のものとなりました。70センチ角の区画のお墓です。それに加えて、後々の事をお寺様が守ってくださいます。墓守が心配でお墓を持てなかった方は一度検討してみる価値があります。こういった内容は公共の墓地では実現不可能なので、今後民間墓地が見直されるきっかけになる可能性大です。

知北平和公園や知多墓園へ行くと、草だらけで何年もお参りに来ていないお墓が多く見られます。それを皆「無縁」と呼んでいますが、本当に無縁なんでしょうか。この世に突然生を受ける人はいません。という事は本来無縁になる人などいないのです。網野善彦さんの著書「無縁・公界・楽」では中世の社会を3つのくくりで考え、無縁とは世俗権力の及ばない自由な場所を指しているようです。優れた芸術や美術はその「無縁」の世界から生まれたと言っても過言ではありません。現代でも「○○とは無縁の人だ」などと言われ、前向きな表現で用いられる事が多いです。
しかし、お墓においてはあまり良い印象の言葉とはなっていません。それどころか皆さん口々にそうなることを避けたがっています。大府森岡墓苑では少なくともそういった心配事に前向きにお寺様が取り組んでいます。もしご興味があれば資料請求下さい。
6月に知北平和公園の募集が始まります。
募集の詳細は大府市、東浦町、東海市の広報6月1日号より発信されるそうなので、希望されるかたは広報を注目しておいてください。