本
DATE 2009.10.02
今回の「住む」はナカナカ面白かった。未ださ〜っと目を通しただけですが、園芸用品のコーナーは必読。ほぼ毎号買ってる書籍はコレとコンフォルト位ですね。右の書籍はかなりの珍書。設計事務所を辞めて、家業を継いで即座に購入した1冊。墓についての知識はある程度あったのですが、より深く考えるための資料として調達しました。これがナカナカのモンなんです。
これが今回の「住む」の必読コーナー。この一輪車は買いではないだろうか。素晴らしい機動性を持っていそうな一輪車です。シェーカーの道具やらも紹介されていて、シンプルで飾らない道具が沢山載っています。
ここからは墓の本。これはフィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの墓。
これはシカゴの建築家ルイス・サリヴァンの墓。フランク・ロイド・ライトは元々サリヴァンの元で働いていました。
こちらはオーストリアの建築家アドルフ・ロースの墓。装飾を嫌ったロースらしい墓です。他にも多くの墓が収録されていますが、中には訳の解らない作品もあります。驚いたのは皆生前に自分の墓を設計している事です。この辺りは日本との文化の違いがありそうです。「家」の墓に入る日本と、死後も「個」を重んじる文化の違い。この差は大きいです。コルビュジェの墓なんか小さなロンシャン教会みたいな構成です。まさに渾身の作品。そんな訳でいつみてもこの本は飽きません。