目地や割り付けの重要性は何度もこのブログに記して来ました。旅先で良い施工を見つけては写真に記録し、施工の向上に役立てようと努力しています。先日施工したお墓は岡崎の宇寿石の外柵と拝石。私は四つ目を気にしません。施工をする職人さんからすると施工精度を上げないと見てられない結果になります。石の施工精度は最大3mm程度の誤差があります。それを打ち消すように目地で調整する訳ですが、それが時間がかかるのです。

で、道具の登場です。昨年末から大活躍の電動真空ポンプ付きの吸盤で、びしゃん仕上の石も吸い上げられます。これがなかなかの優れもの。確実に精度が上がります。とはいえ最後はどこまで追い求めるかという熱意の問題になります。後々ナンジャコレなんて言われない仕事を残したいものです。

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