和泉石材店

BLOG 「一言石句」

ミニ

DATE 2011.02.19

penmini.JPGローレンス・ポメロイの名著「ミニ・ストーリー」を以前に読みましたが、それ以来どうしてもミニが「かわいい」というくくりで捉えられなくなりました。個人的にミニという車は合理的かつ機能的という印象が強いのです。FFという考え方、ミニマリズムを追い求めたパッケージング。それを合理的にまとめ、当時最高のエンジニアリングを投入した結果、あのカタチになったのです。ヘッドライトの位置もあの位置以外に行き場がなかったし、テールライトもトランクも、使い勝手や効率を追い求めた結果なんです。今のカーデザインとは大きく異なる世界だった訳で、「かわいさ」を狙う余裕なんて無かったハズです。それより何より現在のFF車と呼ばれる車達、情けない事にもう何十年も前にデビューしたminiと同じパッケージングから未だ脱却出来ないとは。miniの設計の優秀さは今の車が証明してくれています。まさに不朽の名作です。ちょうどPenがミニ特集してたのでついつい買ってしまいました。mini、ビートル、パンダ、歴史的な大衆車の生まれた背景を知ると、現在の「かわいい」という印象とは異なる切実な事情があったりします。車は文化を探ると更に面白いモノです。歴史や文化もひっついた重たいプロダクト。それが車です。