和泉石材店

BLOG 「一言石句」

右ハンドルと左ハンドル

DATE 2013.01.14

rangerover130102.jpg左ハンドルの車と右ハンドルの車、世界的にはもちろん左が主流。右ハンドルはちょっと少ないようです。右ハンドルと左ハンドルでは、当たり前ですが部品の多くを左右ひっくり返して取り付けないといけません。そんな中でも大切なのがブレーキのマスターバック。この部品は、本来は右ハンドルなら右側に、左ハンドルなら左側に付いてるべきなのですが、未だに出来てない車が多い。特に小さな車はその傾向にあります。私たちが普段使っている車も、パンダとデカングーは右ハンドルですが左側にマスターバックが付いてます。FFの車は難しい傾向にありますので、ある程度仕方が無い所もあるのですが、多分ブレーキタッチなんか左ハンドル仕様と違うと思います。デカングーなんかはブレーキの効きも良く、あんまりこの手の不都合を感じさせない位になっていますが、パンダの方は若干違和感があります。

range1301121.jpgボンネットオープナーが運転席側に無いとかいうのもありがちなパターン。やはり右ハンドルには右側(運転席側)に設けるのが正しい。グローバルに販売する、ある一定価格以上の車種はきちんと作り替えてきているのですが、そうでない車種は全く配慮しないようです。写真はレンジローバーのボンネットオープナー。右ハンドルの国から来た車ですので、右側に付いています。イギリス車の恩恵はこの位でしょうか。エンジン縦置きなら左右対称に配置するのは比較的対処し易いでしょうが、エンジン横置きのFFは難しそう。メルセデスあたりは小さなモデルまでちゃんと対処してるんでしょうかね。