4th
DATE 2013.07.08
先日4代目のレンジローバーに試乗する事が出来ました。1970年にデビューして以来、一貫して同じイメージを踏襲し続けてる車で、こういうモデルチェンジをしてるのはポルシェ911位だと思います。特にレンジローバーの場合、先代の3rdレンジがBMW傘下でのモデルチェンジでしたので、資本の変化もあればモデルチェンジでの変化もある、ちょっと複雑な状況なのです。今回のモデルチェンジは、外観は完全に先代が下敷きになっています。これはこれで良いと思います。ただ、全体に言えるのが先代の持っていた品格というのか、控えめな存在感が無くなってしまった感があります。BMWの上手なのはこういうところのセンス。タタ傘下で失ったのは何よりも紙一重のセンスだと思います。ただ、それでも今現在市販されてる車の中では最良の部類に入ると思います。ボタンの数も相当少なくされていて、極力シンプルにしようとした事は本当に素晴らしい。そして、歴代引き継いでいるドライビングポジションも健在。先代のオーナーなら何の違和感も無く乗れてしまうと思います。これって本当に凄い事だと思います。
水深90cmまでの走行を可能とするため、ボンネットとフェンダーの隙間に、エンジン吸気用のシュノーケルがついています。そしてエンジンの大部分はカバーで覆われ、何だか素人が触るのを拒んでいるような感じ。実際に走ると、やたら静か。現在市販してる車の中でもトップクラスだと思います。そして乗り心地は至ってソフト。こちらも現在市販してる車の中でもトップクラスだと思います。レンジローバーの強みはオールシーズン、オールテレインでこの性能を発揮出来るところです。そういう車は他にありません。大変良い車だったのですが、残念な点はアクセルペダルが吊り下げ式だった事。そして電動パワステの感触が今一繊細でなかった事です。ホント些細な事ですが、気になるところはそれ位でしょうか。アベノミクスに乗って売れると良いのですが、どうなんでしょうか・・。