和泉石材店

BLOG 「一言石句」

ランチア・イプシロン

DATE 2017.10.15

lancia1.jpgランチアと言えば何となくラリーのイメージがあるのはちょっと古い世代の人たちかも知れません。今の若い人達はそもそもランチアを知らないという悲しいお話し。私なんかランチアと言ったらちょっと高級なイメージ浮かんできます。フィアットが日常の道具だとすれば、ランチアは特別な時に使う一品。ラリーに出ていたストラトスやインテグラーレは特に有名で、ランチアの名を世界中に広めました。そんな粋なランチアが作っていた小さな高級車が写真のイプシロンです。エンリコ・フミアの手によるこの車のデザインは、今の車が捨て去った要素がテンコ盛り。それはそれは丁寧にデザインされています。こういう車を見ていると、現代の車のこねくり回した妙なデザインは何だと思ってしまいます。特に小型車が酷い。他との差別化を急ぐ余り、とにかく曲線多用の過剰装飾が横行。シンプルで品格のあるデザインなんか全く考えていません。

lancia2.jpg内装のデザインも抜群です。アルカンターラを広めたのはランチアだと勝手に思っています。ちなみにアルカンターラとエクセーヌは大きくは同じらしいです。生産地や販売先に応じてブランド名を変えているというお話。アルカンターラは悪く言えば偽物素材。それが今や高級感の演出に欠かせない素材になっています。実に珍しいケース。何千万円もする車には必ずと言って良いほどアルカンターラが使われています。そんな素材をいち早く小型車の内装に使い、デザインを不可価値に勝負していたランチアは凄い! 今の車達は大いに参考にして欲しいものです。