kangoo
DATE 2009.04.18
当社の社用車のkangooの集いが岡崎で行われました。会場は岡崎市美術博物館の駐車場です。お昼ご飯を個々に持ち込んで青空の下食べながらの楽しいひとときでした。私たちは工場視察で中国に行った時に購入したお茶を入れて持参。kangooという車の元々の性格は、荷物を運ぶ商用利用が主になっていました。しかし、日本ではファミリーユースが多くを占めます。もちろん当社のように仕事車としてバンバン使っている人も中にはいます。
関西〜関東まで、かなりの数の方が駆けつけ、色々と車談義をしています。同じ車でもそれぞれ個性があってなかなか楽しいものです。当社のkangooは初期型の車両ですが、やはり年々数が減っているようです。あっちが壊れ、こっちが壊れ、ついには泣く泣く手放すのでしょう。モノにはいつかは寿命がやってきます。16万キロを超えた当社のkangooの運命や如何に・・・。
ただ今岡崎市美術博物館では琳派の展覧会をしています。細見美術館の所蔵品がやってきているようです。
岡崎市美術博物館は栗生明さんの設計で1995年竣工。竣工後に1度だけ訪れた事があります。今回は10年ぶり?の訪問でしたが何と午後5時閉館に間に合わず断念・・・。若冲の作品もあったのに。出展元の細見美術館は大江匡さん設計でした。大江さんは10年程前にMacを使ったCAD設計の先駆けでした。ドラフターを使って手で描いていた時代から、CADへの移行という時代の流れの中で、大江さんの「道具」としてのCADの解釈を聞いてかなり参考にしました。今や当たり前のCADですが、10年前はCADか手書きかの議論をしている設計事務所もかなりありました。そんな中で大江さんのCAD=Computer Aided Design、すなわちデザインの手助けをする道具であるという考え方は、CAD=Computer Auto Design、自動的にデザインする道具という考えとは相反するものでした。人がアイデアを出してCADの助けを借りて表現する訳ですから、CADだろうと手書きだろうと出来上がるモノは同じはずです。自分で考えること無くコンピューターに考えてもらおうという考え方が間違っている訳です。まだまだアイデアではコンピューターには負けません!