車が新しくなると、気になるのが音楽の再生環境。家のスピーカーで音楽を聴く時間と、車で聴く時間、どう考えても車の方が長い。そんな事でちょいと音楽環境を良くしたいと思うのです。新しい車の音楽環境はどんどん良くなっています。一昔前なら即スピーカー交換となるのですが、今回はちょっとした改造でかなりの効果を発揮するコンデンサーの交換を行いました。高音部分を担当するツイーターには、本体のどこかにコンデンサーという小さな部品が付いています。コレを容量のデカイ物に交換するのです。

こちらがコンデンサーです。デカイのが交換用に購入したもの。フィルムコンデンサーですが、サイズは10倍くらいありましてスペースが無いと納まりません。今回は何とか納まりましたが、果たして10倍音が良くなっているのでしょうか・・。取り付けは簡単。前に付いていたコンデンサーを新しいものに交換するだけ。極性も何もありませんので、とにかくハンダ付けして終了。コンデンサーはツイーターの担当する音域を制限するためのもので、ある種のフィルターとして作用します。

そして効果の程は・・・・2倍くらい良くなりました。音がゴチャゴチャしていたのがスッキリとして、楽器個々の音が独立して聞こえてきます。スピーカー交換するよりコストパフォーマンスは高いです。お手軽な改造としてお勧め。次は低温域が共振しているドアまわりの対策です。