アイドリングストップ
DATE 2021.10.11
アイドリングストップシステムの効果が疑わしいという説は正しいと思います。このシステムのお陰でカタログ上の燃料消費は減るようですが、一方でバッテリーの寿命が縮むうえ、通常より高価なバッテリーを搭載しなくてはいけません。ユーザーの立場からするとコスト的に悪化するうえ、エコとはほど遠い現実が待ち受けているのです。メーカーによってはアイドリングストップ機能を搭載しなくなってきています。そんな事で我が社のカンパニーカーであるベルランゴも解除するパーツが売り出されたので、早速装着してみました。
シトロエンの面倒くさいのは、モニターから操作しないとアイドリングストップ機能のON/OFFが出来ないこと。毎度エンジンかけて画面を操作して解除する手間は本当に無駄な時間なんです。こういう液晶依存の操作体系は大反対ですが、もはや世界中の車がそうなってしまっています。皆がそうなるから良いというものではありません。どう考えても物理スイッチの方がコストも嵩むので、より安価な方法を高く売るという売り手の事情に巻き込まれるユーザーという構図。高齢化社会なんて全く無視。
パーツを取り付けるとエンジン始動後しばらくすると勝手にアイドリングストップ機能がOFFになります。余計なコストを掛けずに正しい車作りをどのメーカーにもしてもらいたいものです。これでベルランゴは一層快適になりました。