窓からの景色って風情があります。ところが最近後部座席の窓から景色が楽しめない車が増殖中。車のデザインをどうも外観優先で決めている傾向が強そう。車を買っても一度もリヤシートに座らない人もいるので、後席からの眺めがセールスに貢献する確率は低いわけで、外から眺めてカッチョ良い車が一番売りやすいのです。ちなみに写真の窓はフィアットパンダの後席窓。歴代パンダの窓からの眺めは全てこの調子。実用車の事を本当に良く分かっている。天地方向に広くとられた窓は、移動中に沢山の景色を楽しめる。楽しい車ってそういう事なんだと思う。スポーツカーの後席が狭くて窓小さいならまだ分かりますが、4ドアのハッチバック等の後席が視界ないとか本当に理解に苦しみます。そんな事でパンダの次期モデルにもそういう良い所を引き継いで欲しいと願っています。