民芸福田でつまみ人形を買う。
DATE 2011.09.14
松本や倉敷、島根に行ったときもそうですが、そこそこ文化レベルの高い街には良い民芸のお店がある場合が多々あります。民芸のお店はその土地を良くあらわしていると思うので、必ず寄るようにしています。私(嫁)の中で郷土玩具が沸々としていることは以前にも記しましたが、民芸のお店にはこういったモノももれなく置いているのでこれもまた楽しみなのです。今回であったのは高松つまみ人形。香川には『高松嫁入人形』 と呼ばれる粘土で作られた郷土玩具があり、その中でもこの小さなサイズのものを 「つまみ人形」 と呼ぶそうです。高松ではもう見かけられなくなったそうですが、嫁入りの際に近所に人形を配るという婚礼習俗があったそうです。その名残で今もこの 「つまみ人形」 がひっそりと作られ、親しまれているそうです。もちろん、ひとつひとつ手作りなのでひとつひとつ違って表情豊かで愛嬌があります。狛犬やえとなど色々ありましたが、私が選んだのは、その中でもより小さいコイツです。小さいクセになんだかちょっぴりふてぶてしいのが良いなと。