些細な事
DATE 2012.02.20
一見どうでも良い些細な事が、全体の印象を決めている事があります。これはある椅子に使われている2本のネジですが、よく見るとネジの向きが揃っています。性能的にどうのこうのという次元の話ではありませんが、極めて大切な話なんです。この椅子全体の印象に影響を及ぼしているこの2つの小さな部品は、単に材料を固定するだけの役割では無く、デザイン上も大変重要な役割を持っています。勝手な方向を向いて固定されているネジの頭であった場合、どこかしら繊細さが欠けていたと思います。この椅子の持つデザイン性の高さを証明する大切な部品なんです。世の中コストコストでありとあらゆる所を削っていますが、小さな部品の中に潜む、大切なものまで削ってしまわないようにしなくては。ちなみにこの椅子はモーエンス・コッホがデザインしたフォールディングチェアの子供用です。子供用とはいえ全く手抜き無しのデザイン。流石です。