イギリスの旅(ロンドン・デザインミュージアム編)
DATE 2012.09.23
テレンス・コンランがプロデュースするデザインミュージアム。建物は非常に地味で、一見美術館かどうか分かりません。私たちが訪れた時はスポーツに関する展示がありまして、比較的若い人が多く来ていました。ちょうどロンドンオリンピックもあるので、それに合わせての展示なんでしょうが、どれも質の高い展示内容で、驚きました。
展示風景はこんな感じ。もちろんグッドデザインです。展示物のサイズに開きがあるため、色々と工夫されていました。壁が斜めなんで、歩いてる人が展示物にぶつかりにくいようになっていたり、かなり細かな配慮が。
デカイものですとこんなサイズの展示も。イギリスならここにジャガー辺りがあると良かったのですが。
今回の展示で一番場所をとっていたのが自転車。ロードサイクルからマウンテンバイクまで、ありとあらゆる競技車両が展示されていました。自転車好きにはたまらんでしょう。
スピードの出る自転車は空気抵抗と戦ってます。デザインにそれが現れてるところが良いのです。有機的な曲線を描くフレーム。本当に美しいものです。
個人的に最も感激した展示がこちらの車椅子。競技用の車両なんですが、そこらじゅうに激突したとおぼしき傷があります。置いてあるだけで何か衝撃音が出てくるというか何というか。ものすごい迫力。
各種競技で使うボール達。泣かせるのはダンロップ製である事。ダンロップには特別な響きがあります。
世界中のアスリートが壁面に描かれていましたが、日本からはTAROがエントリー。鍛え上げられ、そぎ落とされた姿がアスリートとは限りません。ある意味もの凄い個性的。
ミュージアムショップに展示されていたモールトン。ブルックスのサドルなんかを売ってました。車両はもちろんお城で作られたもの。モールトンはイギリスの宝です。
ミュージアムからはこの橋が。いよいよやってきましたイギリスの超観光スポット。ロビンマスクの喜ぶ顔が目に浮かびます。ゆっくり歩いて橋を渡ります!
- CAT:デザイン