半田市には沢山の山車がある事を知ったのは愛知万博の時です。以来、一度は間近で見てみたいと思い続けてきました。そして今年、5年に1度の大集結となり、半田市にある全ての山車が全て揃いました。人口12万人の半田市に何故か31台もの山車がある事自体が驚きですが、何が凄いかというと、ただ多いだけでは無いところなんです。写真の通り、かなり高さがありますのと、細工が猛烈に細かいのです。それぞれの山車の質が驚異的に高いのが半田の山車の魅力だと思います。

こちらが31台勢揃いの写真。当然この画角では全部収まりません。以前半田のお客さんから、お祭りの為に積み立て！をしてるとかいうお話しを聞かせていただきました。冗談半分にこちらは聞いていたのですが、この山車を目の当たりにすると、冗談では済まされません。それぞれの山車に施された彫りや刺繍の繊細さときたら、とんでもない事になっています。からくりなんかもあったり、もはや総合芸術の域。知多半島に何十年もいながら、これを知らなかったなんて恥ずかしい次第。これ全国でも屈指の山車祭りだと思うのですが、どうなんでしょうか。本当に凄いと思いますよ。

お祭りの楽しみは屋台。そこで発見したお化け屋敷！仮設の建物で懐かしいお化け屋敷をしていました。こういうのは何時までも残して欲しいと思います。この日も大人気でありました。建物の中にマイクが仕掛けてあるようで、中の叫び声が外へ聞こえる仕組み。演出も抜群であります。

また5年後にこの祭りが行われますが、確実に行くと思います。今度は祭り好きな方達を誘います。みんな驚くと思います。祭りの会場も、半田の運河がある地域で風情もあるし、古い建物も沢山あります。是非とも大勢で押しかけたいと思うくらい魅力的なお祭りでした。関係者の皆様ご苦労様でした！