和泉石材店

BLOG 「一言石句」

クリスマスクラッカー

DATE 2013.01.02

Asprey121.JPG子供の出産でドタバタだった昨年のクリスマス。ヨメは私にプレゼントを用意してくれていました。イギリスのアスプレイのクリスマスクラッカーです。イギリスでは160年位前から、クリスマスになるとクラッカーの仕込まれた写真のようなカタチをした筒に、プレゼントを入れて渡す習慣があるようです。そんな事で日本でもアスプレイはクリスマスのプレゼント用にこういうパッケージを販売しています。このクラッカーの弾けさせ方は、パッケージの両袖を2人で引っ張ると・・・袖が切れてパーンと小さな音がします。たったそれだけなんですが、何だか粋であります。実際には、クラッカーは切れて2つになるのですが、残った部分が大きい人が中身を貰えるという事らしいです。つまり、貰えない人がいるという残酷なゲーム!で、このサバイバルに勝つために頭を使ったりする人も出てくるらしい。実にイギリス的!では、早速元旦にクリスマスクラッカーを開封する作業を行います。

Asprey122.JPGヨメと2人で引っ張ると・・・「パン・・・」という予想の10分の1位のボリュームで弾けました。私にいたっては耳を塞いでいたので聞こえないという事態。まあ、あまり音が大きいと何かと問題が起こりますから、良いんですこれで。そんでもって中身ですが、カフスリンクと紙のティアラ、風船、そして紙切れ1枚であります。何じゃそれと思うのですが、何だか夢があるではないですか。で、見落としちゃならないのは一枚の紙切れ。ここには格言や名言が書かれています。書かれていたのはこちら。

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If children grew up according to early indications, we should have nothing but geniuses.
ゲーテの格言で、「子供が小さい時に見せる兆候どおりに成長するならば、世の中天才ばかりだろう。」という意味。逆説的に言うと、生まれた時はみんな天才になれる資質があるという事。そのまま天才になれるかどうかはその後の人生次第。ちなみにこのクラッカー、ヨメが出産のかなり前に購入してくれていましたから、この内容を選んだ訳ではありません。偶然です偶然。それにしても元旦にこんな格言を読む機会を与えてくれたクラッカー、本当に感謝しています。ありがとうイギリス、ありがとうアスプレイ!