伝説のラジコン、バギーチャンプが復活しました。で、買いました。今から30年前の商品が復刻され、再生産されるという事なんです。この時代のラジコンの何が凄いかというと、実車にもの凄く忠実であることなんです。この辺りは、田宮模型が初めて取り組む本格オフロードカーであった事に起因しているのでしょう。実車をスケールダウンしたような、現在のRCでは考えられないリアリティを持っており、まさに大人のRCカーなんです。

ギヤボックス周辺はダイキャスト製で、完全にオーバースペックなパーツです。サスペンションアームなんかもダイキャスト製で、えらく重いのでスピードという観点では全くダメダメ。要は雰囲気を楽しめればいいんです。一部当時の仕様と異なる点がありますが、パッケージを含めほぼ再現しているようで非常に面白い試みだと思います。

私も何せ何十年ぶりのRC購入なんで、今の事情を全く理解出来ない状況で、相談がてら名古屋の洛西モデルさんへGO！　色々と現在のRCの部品を眺めていると、操縦するためのプロポやサーボ、アンプがかなり小さくなってます。30年分の進化ですね。店長さん曰く、「本気」とは縁遠いモデルなんでソコソコな商品を選べば必要十分だと思いますとの事。で、プロポは雰囲気重視のスティックタイプ。今や主流はホイールタイプ。使いやすさは圧倒的にホイールタイプかと思いますが、雰囲気重視です。ノスタルジックな気分に必ずや浸らせてくれるでしょう。最後にバッテリーを買いましたが、ニッカドではなくリチウムイオンです。ラクダバッテリーの面影や何処に。本当にコレで大丈夫かと店長さんに聞き直してしまいました。さてさて夏の暑さを忘れる位に熱中したいと思います。