和泉石材店

BLOG 「一言石句」

牧野植物園その2

DATE 2021.01.22

makino216.jpg牧野植物園で一番感激したのはこの砕石。石屋としては植物園と建物を高知の気候風土に結びつけるポイントだと思います。四国は海底隆起して出来た土地です。11年前のブログに海底隆起の証拠となる石灰岩の写真が残っています。この白い石灰岩を表現しているのがこの白い採石。言うなれば四国の大地にある複数の断層や、そこで変わる岩石のユニークさをこの砕石が表現しています。そして水盤も素晴らしい。経年変化で完全に周囲の景観に溶け込んでいます。計算ずくだとすれば本当に凄い事だと思います。

makino217.jpg植物園内にある温室が子どもに大受け。何せ冬の植物園ですから、青々とした緑はここしかありません。防寒着だと暑くてしょうがないくらいの温度。

makino218.jpg牧野富太郎博士の偉業はいつか連続ドラマ化されると思います。あまりの偉業に驚きの連続ですが、牧野博士がウィンザー&ニュートンの絵の具を使われていたのに親近感を抱きました。あの色彩が同じ絵の具なんだと子どもに言い聞かせたのですが、覚えているかどうか・・・。非常事態宣言が出された今、もはやこんな移動も出来なくなりました。この世を牧野博士はどう思われているのか。しばらく建築見学は近場で家族だけでするしかありません。それはそれで今しか出来ない貴重な経験です。良い建物を見させてもらいました。