画角
DATE 2022.06.26
家をとあるコンテスト?に出すために写真撮影が行われる事になりました。審査対象は主に室内のデザイン。暮らし始めて3年が経過し、竣工写真とは全く違う空間になりました。いわゆる生活感が出てきました。建築は人が入ってなんぼ。使ってなんぼ。ただのどんがらを美しいだ綺麗だと評価するのはちょっと違うのです。そんな事で建築家自ら生活感のでまくった我が家の撮影をするという流れになりました。ほどほど部屋の掃除をし、自分のカメラでもちょっと撮影してみました。建築関係の人ならば広角側のレンズを沢山持っていると思います。こちらの写真はAPS-Cの35mm(換算約52mm程度)で撮影しました。どちらかというとスナップ写真の画角で、空間構成が分かりにくい写真になっています。
こちらはAPS-Cの14mm(換算21約mm)の広角レンズでの写真。天井壁床の構成と子供部屋との関係がより明確になります。建築写真としてはやはり広角レンズが必須となります。そして三脚も。ちなみに私は時間の都合上三脚無し。テキトー写真です。
これも広角レンズでの一枚。単焦点レンズですので周囲の歪みも少なく、富士フイルムのXF14mmはかなり優秀なレンズだと思います。普段はXF35だけで撮影していますが、たまに広角レンズを付けるとまた違った世界が広がります。それにしても建築写真は難しい。さて、建築家はどこをどう切り取るのか。楽しみです。