建築と布団その1
DATE 2022.06.27
暮らし方を含めた建築写真を撮影する事になりましたが、そこで欠かせないのが布団の存在。そもそも我が家を建てた後、布団のワークショップを行う予定でした。それもコロナ禍で延期になってしまい。布団の話が中断していました。そこで撮影時に本来描いていた暮らし方に合わせた布団を敷く事を思いつきました。布団なら買えば良いじゃんと思うでしょうが、私がお願いする布団は何年も待たないと納品されないのです・・・。そんな事で長いお付き合いの丹羽ふとん店さんにご協力いただきました。
建築の計画中から既に布団を寝具とする事を前提としていました。畳が無い部屋での布団暮らし。現代の暮らしに布団の良さを落とし込む事を目指していました。建物内部の写真に布団が必要不可欠で、ベッドとの最大の違いである「可動性」を強調する写真を撮らせてもらいました。もちろん撮影中に布団に入らせていただきましたが、包み込まれる寝心地と、肌身に合う素材感が素晴らしいのです。
この日は建築家の浅井さん自ら撮影。建物の設計者は土壁やRCの壁、そして楢のフローリングに置かれた布団を含めて空間を伝える写真を撮影していました。設計者の浅井さんとはお洒落に住むとか格好良く住むとか、設計の打ち合わせ中一言も話さなかった事が印象に残っています。10年後、20年後にどうなるか。そしてどうあるべきかを今考えられる範囲で想像したのが今のデザイン。結果としてそれが他人の目にどう映るのか。そこを評価してもらうために某デザインアワードへエントリーします。