而今禾さんへ行ってきました。
DATE 2010.09.20
私どもと同じ定休日(水曜日)であるため、なかなか行けずにいた三重県関の而今禾さんへようやく訪れることが出来ました。素敵な店の情報には敏感であることを知ってか我々の周りから、このお店においては「頻繁に行ってそう」とかいう声がしばしば聞こえてくるのですが、私(よめ)は今回で2回目、夫は今回が初めてなのでした。近頃、こういった古い建物を利用したギャラリーとか小売りをするお店とかたくさん増えてきましたが、而今禾さんはおそらくずいぶん前からこのような形態でお店を営まれています。彼らが先駆けに近いように思います。ところで、こういったお店でよく見られるのですが、なんでもモノとしての年月を経てない程のを古っぽくみせるのは、どうしても違和感を覚えるものです。而今禾さんでいつも思うのは、新しいモノも古いモノもそのままであるということです。古い建物に違和感の無いモノ選びをされています。新しい食器もすべて溶け込んでいる。個展とか以外ですが、有名な作家さんの器とかも仰々しくなく自然にディスプレイされて、これを普段自分が使うことがイメージしやすいと思います。しかも、こういったお店でありがちな商品展開に、『またか』と思ってしまうことも多々ありますが、而今禾さんはいついっても新しい感動があります。写真は念願のランチ。このB級グルメで汚れきった我が身体に染み渡るやさしいおかずです。どれも手が込んであり、箸をクチに運ぶごと幸せになりました。