天然鮎
DATE 2011.08.19
お盆のイベントが終わって初めての定休日がやってきました。珍しく何も予定のない定休日でしたが、とりあえず身体を休めないとヤバイので、とにかく寝て目覚める時に起きようと決めて、起きてからから予定をたてましょう、と言って起きたのが9時頃でした。妙に動ける時間なのでもったいなくなり、夫が何やら調べごとをしています。程なくして突然「でかけるぞー」と言って行き先が決まったようでした。夫が決めた行き先は「中津川へ天然鮎を食べに行こう」というものでした。我が夫ながら、ほんっっまにええこと言うなと心から感心しました。新しくできた名二還→東名→中央道を黄色いパンダで快適に走らせること2時間ほどで到着!完全な掘っ立て小屋です。気分はもう最高潮!そこにはまさに私たちがいただくとおぼしき鮎を仕留めんとする釣り人が。こんな立地で天然鮎を食べられるだなんて!
ここでは鮎の塩焼き、刺身、そして要予約で天然ウナギもいただくことが出来るそうで、天然ウナギも食べたかったのですが、やはり流石に当日ではありませんでした。鮎は大きさによって値段が変わり、中が1000円大が1300円。これはもうお膳立てとしか思えません。なぜなら特大という魅惑的な枠が設けてあり、さらには「時価」ときて、そうそうこの大きさのは食べられないということなので、迷わず特大「時価」へいっちゃう流れで決まっているというものです。初めて食べる天然鮎。最初に来たのがお刺身です。焼きからは想像出来ないくらい身が締まっていて最高に美味しいです。川魚を刺身で食べる機会なんてそうそうないですよね。天然のなせるワザ。
出た!塩焼きです。待ってましたです。ホジホジと骨に付いた身までむさぼり食う私ら夫婦には、感動のあまり会話なんてありません。身に少しだけ苦いワタを乗せて食べるのがまた乙。「鮎キレイに食べコンテスト」みたいな類のモノがあれば確実にトップを狙えるくらい素早くキレイな食べっぷりだったと自負しております。
夫は最高の景色を目の前に、私は最高の景色バックに食すことができます。ニュースでは全国的に「猛烈な暑さ」等と言われているさなかに、ここだけは気温27℃ほどで、付知川のせせらぎの音も心地よく、鮎は美味いしまさに天国かと思いました。鮎の本当の食べ頃は7月〜8月初旬なのだそうで、今回いただいたこの鮎でさえ、ツーから言わせれば香りが落ちているのだそうです。今度はきっちり予約してウナギもいただきたいものです。